「あんぱるぬゆんた」を渡す

「・・・八重山の百姓衆は 年貢が少ない もっと出せ ついでに娘も連れていく 役人どもが無理を言い くる年くる年苦しんだ 百姓衆は逃げ出した 役人どもは気が付いて あんぱるぬ浜に網を張り くる人くる人しょっぴいた 百姓衆は考えた わしらは決してもう逃げない 八重山ガニを見習って ハサミを磨いて力をつけて ゆいさ! ずくずく子孫を増やしていくさ 百姓衆の唄いだす あんぱるぬゆんたの歌声は 南の国の八重山の ゆいさ! 海に空にとこだました・・・」絵本の初めと最後のページに書いてある言葉を保育士たちが伝えました。絵本の物語と歌も手渡しました。子どもたち(4・5歳児)は、真剣なまなざしで言葉を聴いていました。そして映像と歌の世界を楽しみました。ちいさいころから大好きな個性豊かなカニたちの暮らしは、保育園の暮らしと一緒です。※「あんぱるぬゆんた」作:代田 昇 絵:宮良 貴子 曲:丸山 亜季 絵本映像化:岩本 ピアノ:藤波主任