国頭サバクイ…沖縄の結を渡す…

♪あんぱるーぬ みだがまでんどぅ ハーハイヘ マタ ハーイヤーヌ…♪岩本副園長の唄(アカペラ)に保育士たちが唄を返します。石垣島の西「あんぱるぬ浜(マングローブ)」には、シオマネキ、タイワンガザミ、沖縄あなじゃご…たくさんのカニたちが生息しています。その浜に伝わるユンタが「あんぱるぬゆんた」です。

そして「国頭サバクイ」の踊りを子どもたちに手渡しました。首里城を造るための大きな丸太を沖縄北部の国頭村から運び出す物語です。この踊りには、沖縄の〝結(ユイ)〟と〝肝(チム)〟があります。保育園の暮らしに繋がります。いつもなら全園児で集うのですが…今日は4・5歳児たち。子どもたちもすぐに踊り出します。棒術や沖縄獅子も出てきて…きりん組(4歳児)の白布獅子が踊り出しました。かもしか組(5歳児)は竹富島に伝わる「腕棒」を楽しみました。ハーリー大会の次は、パーランクを持って「ほたる」「七月エイサー」「唐船どーい」「豊年音頭」も肝(チム)を合わせて踊り合いました。そして…田植え祭りで踊った「まみどーま」…鍬、カマ、コテを持って農作業を再現する踊り…たっぷり踊り楽しみました。

ホールの紅型は南城市の 真喜屋均(琉球紅型事業協同組合・副理事長)さんに「あんぱるぬゆんた」をテーマに制作していただいたオリジナル作品です。玄関にあるシーサーは読谷村の金城敏徳さんの作品です。どちらも保護者からいただいた卒園記念品~風の子の宝物として大事にしています。

そして今日のご飯は「タコライス」「ゴーヤチャンプルー」「もずくの酢の物」「アーサ汁」。おやつは「アンダギー」「ぶどう」。美味しい沖縄料理もいただきました。