教材を深める

たくさんの保護者の方たちに観ていただきました。熱い視線の中、役者たちはいい緊張感をもって歌い踊り表現しました。保護者の皆さんとオキクルミの物語(教材)を共有し共感し合える機会となりました。保育士たちは、討論し、練習し、演じ、歌い、劇を創りあったことで「オキクルミと悪魔」(作・木村次郎 曲・丸山亜季)と深く向き合うことができました。子どもたちはもちろん大好きです。オキクルミにあこがれて好きな場面を再現して遊びます。

大田堯(元教育学会〃長)は、「子どもは豊かで良質の文化の中で自ら学んで育つ」と言いました。保育士・職員たちは、子どもたちに手渡す教材文化を本気で学び深めて子どもたちに手渡していく責任があります。「オキクルミと悪魔」を学び深めていくことで保育士・職員たち自らが成長していくのです。