スーホの白い馬

「組曲・スーホの白い馬」(曲・丸山亜季/ 詩・久保田穣)をかもしか組(5歳児)きりん組(4歳児)に渡しました。スーホ少年が生まれたばかりの白馬を草原でみつけ育てました。ある日、村人たちのすすめで王の催す競馬大会へ出場するため草原を越え、はるか遠くの町へ白馬と共に向かいます。スーホと白馬は風のように草原を駆け抜け一等に…。ところが王は白馬が欲しくなり約束を破りスーホをむち打ち奪い取りました。王は自慢するために白馬に乗ろうとしたところ、白馬は王を蹴落とし一直線にスーホのもとへ走ったのです…。王は家来に命じ白馬めがけてたくさんの矢を放ちました…。たくさんの矢が刺さったまま白馬は草原を走りやっとスーホのもとへたどり着きました…。「馬頭琴:モリンホール」と言うモンゴルの楽器の生まれた伝説の物語です。

子どもたちは小さいころから、この物語と歌に親しんできました…。大きくなって…物語の深いところまで感じて観ていたようです…。観終わった子どもたちは園庭をスーホの白い馬になって競馬大会を楽しんでいました。