「帯広カムイトゥウポポ保存会」の奈々子さんたちとは、もう10年以上、風の子保育園との絆を深めています。しかし、コロナ禍により4年ぶりの来園です。今のかもしか組がのうさぎ組の時以来の再開です。小さいクラスの子どもたちは奈々子さんたちに会うのは初めてでしょう。
たんぽぽ組(0歳児)あひる組(1歳児)、のうさぎ組(2歳児)やまばと組(3歳児)、そしてきりん組(4歳児)かもしか組(5歳児)の順にウポポ(唄)とリムセ(踊り)を楽しみました。「バッタキウポポ(バッタの踊り)」「サランペ(染物の踊り)」「ク・リムセ(弓の踊り)」「エムシ・リムセ(剣の踊り)」…夢中になって踊りました。
恵さんの「トンコリ」と「ムックリ」の演奏に子どもたちはうっとりしていました。
かもしか組と奈々子さん裕樹さん恵さんとの交流会では、子どもたちからの質問に裕樹さんが答えました。「アイヌのエムシ(剣)は、人を傷つけるためではなくて魔を払う踊りなんだよ…」等々アイヌの歴史と文化・思想の紹介がありました。